モーターをどのように回しているか | |||||||||||
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使っているモーターは右図のような直流モーターです。 例えば、乾電池を一個つなげれば、回転します。二個直列につなげれば高速回転します。三個直列につなげると、さらに高速回転しますが、変な臭いがし始めて壊れるかもしれません。 サーボモーターで使っているモーターは右図のような大きさの直流モーターではなく、小型にしてギアでスピードを落として使っています。 |
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今度は乾電池一個よりも遅く回転させるにはどうしたら良いか考えてみましょう。 例えば半分のスピードにするために半分の電圧にすることを考えます。 電圧を下げるために抵抗を直列につなぐと考える人もいるでしょう。使用条件に依存しますが、0.5A流れるとして半分の電圧がモーターにかかるとすると、 2R = 1.5(V)/0.5(A) = 3、 従ってR=1.5Ω、抵抗で消費される電力 P=IV = 0.5*0.75=0.375、従って1.5Ωで1/2Wの抵抗が必要になります。 1/4のスピードにするには4R=3になり、R=0.75Ωとなります。 では、連続的にスピードを変えるにはどうするかというと、消費電力が大きく、抵抗値の小さい可変抵抗が必要になります。そんなの売っていません。さらにこれをコンピュータでコントロールするには? と考えるとだんだんと複雑になって頭が痛くなってきます。従って、ここでこの考え方の延長はやめます。 モーターを乾電池1個で動かす場合を考えます。
実際には、逆回転ができないと意味が無いので、Hブリッジ回路を用いて逆回転も出来るようにしています。
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