HelloWorld

「HelloWorld」をパソコン側に表示させる

mbedから計算結果などの文字情報を送るにはプログラムの転送として用いているUSBのラインを用いますが、この通信を行うためにはドライバーが必要です。
これには、Download the mbed Windows serial port driverからダウンロードして、インストールしてください。
「HelloWorld」をパソコン側に表示させるプログラム
#include "mbed.h"              

Serial pc(USBTX, USBRX); // tx, rx

int main() {
    pc.printf("Hello World!\n");
}
 1 mbed用のヘッダ
 2 
 3 USBのラインを用いてRS232Cプロトコルで通信する
 4 オブジェクトを作りpcという名前にする。
 5 
 6 pcオブジェクトの中のprintfでHello World!と表示させる
 7 


このプログラムと通信するパソコン側のソフトが必要になります。
RS232Cのシリアル通信が出来るソフトならば基本的に何でも良いですが、ここではteratermを用います。
mbedを繋げてから、teratermを起動します。シリアルポートを選び、mbed Serial Portを選びます。これが無い場合はドライバーのインストールに失敗しているか、接続に失敗している可能性があります。



次にメニューの設定からシリアルポートを選びます。次のようになっているか確認します。異なっていた場合、変更します。



上記のプログラムをコンパイルし、mbedに転送します。そしてリセットスイッチを押せばteratermに「Hello World!」表示されます。