1. デスクトップにあるtiniアイコンをクリックするとコマンドプロンプトが開き、TINISDKのディレクトリ(フォルダ)に行きます。

   cd src
   cd HelloWorld
   dir
   
   とすると、2つのディレクトリと1つのファイルがあります。
   src                           HelloWorld.javaが入っているディレクトリ
   bin                           HelloWorld.tiniが作成されるディレクトリ
   build.bat                     ソースファイルからtiniファイルを作るバッチファイル
   
   

2. 
   ここで
   
   build
   
   とするとコンパイルされTINIで実行可能な形のtiniファイルに変換されます。
   
   dir bin
   
   としてHelloWorld.tiniができているのを確認してください。
   

【 転送の仕方 】

次にこのtiniファイルをTINIにftpを用いて転送します。
TINIとの通信はIPv6を用いて行います。


XPの場合

（ftpコマンドの入力形式）
ftp　IPアドレスまたはホスト名

C:\TINISDK\src\HelloWorld>ftp mytini
Connected to mytini
220 Welcome to slush.  (Version 1.17)  Ready for user login.
User (mytini:(none)): root
331 Password Required for root
Password:****　　※実際は何も表示されません。
230 User root logged in.
ftp> bin
200 Type set to Binary
ftp> put bin\HelloWorld.tini
200 Command successful.
150 BINARY connection open, putting HelloWorld.tini
226 Closing data connection.
ftp: 473 bytes sent in 0.00Seconds 473000.00Kbytes/sec.
ftp> bye
221 Goodbye.

これでTINIに転送出来ました。

失敗のとき

Vistaの場合

  ffftpを用いる。


【 実行の仕方 】

実行するには次のようにします。
まず、telnetを用いてTINIに接続します。

telnet mytini
loginとpasswordは上記のftpと同じです。
これからはunixとほぼ同じコマンド体系になります。従ってファイルのリストアップは、

ls

で行います。

ロングフォーマットの場合(ファイルサイズ、ファイルの作られた時間なども表示)は

ls -l

とします。

するとftpで転送したHelloWorld.tiniが送られていると思います。これを実行するには、

java HelloWorld.tini

とします。

Hello! World.

が出るはずです。

telnetを切断するにはexitコマンドを実行します。