- PCとTINIをLANケーブルにて接続し、電源ONしておく。
- コマンドプロンプトを開く。
- ipv6 install と入力する。
- Installing... と表示された後に、Succeeded. と表示されればインストール完了。
失敗のとき- ipv6 if と入力をしてローカルエリア接続のInterface番号を確認する。
(表示例)Interface 4:Ethernet:ローカルエリア接続
- ipv6 -p rtu fe80::/64 Interface番号 を入力する。
(入力例)ipv6 -p rtu fe80::/64 4- C:\WINDOWS\system32\drivers\etc にあるhostsファイルを秀丸エディタで開く。
- hostsファイルの最下行に以下のような形式で一行追加して上書き保存する。
自分のTINIのIPv6アドレス 任意のホスト名
(自分のTINIのIPv6アドレスは、自分のTINIのアクリル板に貼ってあるシールを参照のこと。)
(任意のホスト名は、本説明ではmytiniとなっているが、各自のメールアカウント名とすること。)
(記述例)fe80:0:0:0:260:35ff:fe03:1324 mytini
ここで用いているIPv6アドレスとは正確にはリンクローカルアドレスと言います。
- コマンドプロンプトにて、pingコマンドを用い、PC-TINI間の接続を確認する。
ping 手順8で記述した任意のホスト名
(入力例)ping mytini
接続に成功した場合は以下のような表示になる。
(成功した場合の表示例)Reply from fe80::260:35ff:fe03:1324: time=2ms
接続に失敗した場合は以下のような表示になる。
(失敗した場合の表示例)Request timed out
または、
(失敗した場合の表示例)Destination host unreachable
※pingが失敗した場合は、PCとTINI間のネットワーク通信が正常に出来ていないということなので、 ケーブル類の接続やhostsファイルの記述などを再確認して原因を取り除く。
● pingの接続でmytiniでは繋がらないが、fe80:…のようなアドレスで 繋がる場合はなんらかの理由で、パソコン側で名前解決が出来ていないので、 以下のようにしてみる。
次の項目の「2. 環境構築」で出てくるauto.batの最後の行に以下の内容を付け加える。
set tini=fe80:で始まるtiniのアドレス
上書き後にauto.batを実行し、再度次のようにpingを実行します。
ping -6 %tini%
これで繋がるはずです。-6のオプションはIPv6で強制的に繋げるパラメータです。繋がらない場合はスペルミスしかありません。
● pingの接続でmytiniでもfe80:…のようなアドレスも繋がらない場合。
IPv6の機能がおかしくなっているので、追及するのはやめてIPv4で繋げることを考える。 この場合、そのままでは絶対に繋がらないので、水野に相談のこと。
● pingの接続でmytiniでもfe80:…のようなアドレスでもIPv4でも繋がらない場合。
コンピュータの設定がおかしいか、壊れている。
- コマンドプロンプトにて、telnetコマンドを用い、TINIに接続する。
telnet 手順8で記述した任意のホスト名
(入力例)telnet mytini
● Vistaにはtelnetが入っていないのでPoderosa(ポデローサ) をインストールして接続します。 XPの場合もこれは便利なのでインストールして使うことを勧めます。推奨機の場合にはteratermが入っています。これはバージョンによってIPv6対応になっているので
そのまま使える場合があります。アドレスのところに[fe80:…%0]と入れると繋がります。
新しいバージョンが必要な人はダウンロードしてください。
- 接続に成功した場合以下のような表示になる。
tini031324 login: ユーザ名を入力する。
tini031324 password: パスワードを入力する。(入力文字の画面表示はされない)
tini031324 /> という表示になればログイン成功。
- tini031324 />exit と入力すると、ログアウトして以下のような表示がされる。
Connection Terminated.
ホストとの接続が切断されました。- Enterキーを押して、コマンドプロンプトに戻ってくることを確認する。