第八章 サブCPUコマンド
このコマンドが同時に使えることはありません。よく回路を考えてコマンドを与えてください。下手をすると壊れます。
PICサブCPUの使い方
コマンドは16進数の上4bitがコマンドで下4bitがサブコマンドになっている。
その次のバイトがパラメータになっている。
PIC_getData(コマンド+サブコマンド, パラメータ, read_data, n);
コマンド0
ステータス及びスイッチの状態
サブコマンド
0 statusを返す
1 スイッチをoff状態(0xff)にする。
2 スイッチの状態を調べる。スイッチが押されると0になる。
これを認識してから、サブコマンド1でoffにしないといけない。
コマンド1
ADコンバータ6チャンネルAN0~2,AN4~6
サブコマンド
0 ADコンバータ6チャンネル分の初期設定をする。
1 データ読み取りサブコマンド
2 ADコンバータの割り込み禁止
3 PAのうちの1ポートのみの測定設定(割り込みを用いない)
4 サブコマンド3のデータ読み取り
コマンド2
デジタルIO関係。ポートC全8bit(下位3bitはADコンバータとぶつかるので要注意)
サブコマンド
0 入出力方向設定 0:出力 1:入力
1 パラメータを出力する。
2 入力する。
コマンド3
RS232Cで繋がっているLCDディスプレイ関係
サブコマンド
0 1文字出力。パラメータに指定している文字を出力させる。
1 文字列出力。パラメータに指定している文字列を出力させる。
コマンド4
PICに確保されている大きさ50の配列にデータを送る。
サブコマンド番目の配列にパラメータの値を設定する。
コマンド5
カラーセンサー関係
サブコマンド
0 カラーセンサーの設定
PORTCを0-3output 4-7inputにする
RC3(AN7)アナログ入力をOFF
RC6(AN8),RC7(AN9)アナログ入力をOFF
1 カラーセンサーの測定
コマンド6
EEPROM関係
サブコマンド
0 EEPROMのアドレスをパラメータで設定する
1 サブコマンド0で設定したアドレスにパラメータを書き込む
2 サブコマンド0で設定したアドレスの内容を読み込む。
コマンド7
カラーLED関係、LEDを点滅させる。
サブコマンド
0 カラーLED使用設定。カラーLEDはPortCのbit3,4,5にある。
1 パラメータ はColorLEDの番号
2 消灯する
3 点滅停止
コマンド8
ボールの距離を測定する
サブコマンド
0 初期設定
1 パラメータ 番目のセンサーの距離を測定
2 8個のセンサーを次々と測定する